ガムピーリングのメリットとデメリット!持続効果や治療方法と流れ、費用

2024年11月20日(水)

こんにちは。東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」です。

ガムピーリングの模型イメージ

ガムピーリングは、歯茎の黒ずみや色ムラを改善するために行われる治療法で、明るく健康的なピンク色の歯茎を取り戻すことができます。特に、喫煙や遺伝による歯茎の色素沈着が気になる方に選ばれており、美しい笑顔を引き立てられることから人気が高まっています。

この記事では、ガムピーリングのメリットやデメリットについて詳しく解説し、効果や治療の流れ、さらに費用についても紹介します。

ガムピーリングとは

ガムピーリングをしてピンク色になった歯茎を見せる女性

ガムピーリングとは、歯茎の黒ずみや色ムラを改善し、健康的で明るいピンク色の歯茎を取り戻すための治療法です。歯茎にメラニン色素が沈着すると黒ずみが生じることがあり、特に喫煙習慣や遺伝、歯茎への摩擦が主な原因となります。

ガムピーリングでは、特殊な薬剤やレーザーを使用して歯茎の表面層を除去します。メラニン色素が沈着した部分を削り取ることで、明るい色合いの歯茎が現れます。

また、ガムピーリングは短時間で施術が可能で痛みも少ないため、多くの方に支持されています。施術後には歯茎が徐々に明るくなり、清潔感のある見た目が得られるため、歯や口元の美しさを引き立てる治療法として注目されています。

ガムピーリングのメリットとデメリット

ガムピーリングのメリットとデメリットのイメージ

ここでは、ガムピーリングのメリットとデメリットについて解説していきます。

ガムピーリングのメリット

ガムピーリングのメリットは、以下の通りです。

歯茎が健康的なピンク色に改善される

ガムピーリングを行えばメラニン色素が除去され、黒ずんでいた歯茎が健康的なピンク色へと改善されます。明るく清潔感のある笑顔が得られ、見た目の印象を大きく向上させることができます。

特に、喫煙や遺伝によって歯茎が黒ずんでいる方にとって、ガムピーリングは効果的な解決策です。

短時間かつ痛みが少ない

ガムピーリングは短時間で完了する治療法であり、1回の施術で効果が得られることが多いです。また、薬剤やレーザーを使用するため、施術中の痛みも少なく、日常生活への支障も少ないため気軽に受けやすい治療法です。

施術後のダウンタイムも短いため、忙しい方でも安心して受けられます。

効果が長期間持続する

一度ガムピーリングを受けると、長期間にわたって効果が持続する点もメリットです。メラニン色素の沈着が新たに発生しない限り、明るい歯茎の状態を保つことができます。

特に、日頃から喫煙や口腔ケアに気をつけることで、効果をさらに長く維持できます。

ガムピーリングのデメリット

ガムピーリングのデメリットは、以下の通りです。

効果には個人差がある

ガムピーリングの効果は、個人の歯茎の状態や色素の沈着具合によって異なります。一度の施術で理想の色まで改善されない場合もあり、複数回の施術が必要になるケースもあります。

また、もともと歯茎の色が濃い方は、薄いピンク色にするのが難しいことがあります。期待する効果が得られるかどうかは、歯科医師とよく相談しておくことが重要です。

一時的に痛みや腫れが出ることがある

ガムピーリングは基本的に痛みが少ない治療法ですが、施術後に一時的に歯茎の痛みや腫れが生じることがあります。歯茎の表面層が除去されるため、敏感な状態になることがあるのです。

通常数日で治まりますが、痛みや腫れが続く場合は医師に相談し、適切な対処を受けることが安心です。

再び色素沈着する可能性がある

ガムピーリングの効果は長持ちしますが、喫煙したりコーヒー・赤ワインなどの色素が濃い飲食物を頻繁に摂取する習慣があったりすると再び色素沈着が進行する可能性があります。

効果を維持するためには、日頃の生活習慣や口腔ケアが重要です。喫煙の習慣がある方は禁煙を検討したり、色素が付着しやすい飲食物を控えたりすることで、歯茎の美しさを長く保てます。

ガムピーリングの効果

歯茎を確認する女性

ガムピーリングの効果は、通常長期間持続するとされています。施術によって除去されたメラニン色素は再生しにくいため、一度ピンク色になった歯茎の状態を保ちやすいのが特徴です。

しかし、持続期間には個人差があり、喫煙や色素の強い飲食物の摂取が続くと、再び色素沈着が進む可能性もあります。

一般的に、ガムピーリング後は数年以上にわたり歯茎の色を明るく保てるケースが多いです。効果を長持ちさせるためには生活習慣が大きく影響します。

禁煙や適切な口腔ケアを行うことで、メラニン色素の再沈着を防ぎ、歯茎の健康的な色合いを長く維持できます。また、色素の付着を防ぐための定期的なクリーニングも、持続効果を高めるために有効です。

ガムピーリングの治療方法と流れ

ガムピーリングをするための診察イメージ

ガムピーリングは、歯茎の色素沈着を除去し、健康的なピンク色を取り戻すために行われる治療です。治療方法には主に、薬剤を用いる方法とレーザーを用いる方法があり、歯科医院や患者さまの歯茎の状態に応じて適切な方法が選ばれます。

薬剤を使用したガムピーリング

薬剤を用いたガムピーリングでは、歯茎の黒ずみ部分に専用のピーリング剤を塗布し、一定時間置くことで歯茎の表面層が剥がれ、色素沈着が除去されます。施術中は薬剤の塗布から除去までの流れを繰り返し行い、歯茎の色を明るくしていきます。

薬剤を使用する方法は施術時間が短く、歯茎へのダメージも少ないのが特徴です。施術後に軽い腫れや痛みを感じることがありますが、通常数日で回復するケースが多いです。

レーザーを使用したガムピーリング

レーザーを用いたガムピーリングでは、レーザー光を使って歯茎の黒ずみ部分を精密に除去します。レーザーはメラニン色素に直接作用して黒ずみを取り除くため、ピンポイントでの治療が可能です。

また、レーザーによる治療は止血効果もあるため、施術後の出血が少なく炎症を抑えることができます。歯茎が薄い方や、薬剤に対するアレルギーが懸念される方にも選ばれています。

ガムピーリングの施術の流れ

ガムピーリングの施術の流れは、以下のとおりです。

カウンセリングと診察

歯科医師とのカウンセリングを行い、歯茎の状態を確認し、適切な治療方法を選択します。カウンセリングでは、希望する仕上がりや色合いを相談し、治療の流れについて詳しく説明を受けることができます。

クリーニング

治療前には歯茎周辺のクリーニングを行い、歯垢や歯石を除去します。ピーリング剤やレーザーが歯茎に均一に作用しやすくなり、効果が高まります。

ピーリング剤またはレーザーの施術

歯茎の黒ずみ部分にピーリング剤を塗布し一定時間待つか、レーザーでメラニン色素を除去します。薬剤の場合は数回の塗布と除去を繰り返し行いますが、レーザーの場合は短時間で施術が可能です。

施術後のアフターケア

施術後は歯茎が敏感な状態になるため、歯科医師の指示に従いましょう。しばらく刺激物の摂取を控えたり、口腔ケアに気をつけたりすることが大切です。

また、定期的な歯科検診やクリーニングを行うなど、歯茎の色を長く維持するためのケアが推奨されます。

ガムピーリングの費用

ガムピーリングにかかる費用について調べるイメージ

ガムピーリングの費用は治療法やクリニックによって異なりますが、1回あたりの施術費用は約1万円から3万円程度が一般的です。薬剤を用いる方法とレーザーを用いる方法で費用が変わることがあり、レーザーを使用する場合はやや高額になることがあります。

また、効果を十分に引き出すために複数回の施術が推奨されることが多く、その場合はトータルのコストが増加するでしょう。

さらに、ガムピーリングは審美治療の一環として行われるため、保険適用外の自由診療です。事前に費用や施術回数、効果の持続期間について確認し、自分に合った治療計画を立てることが大切です。

ガムピーリングができないケース

ガムピーリングができないケースについて伝える女性

ガムピーリングは、多くの方が受けられる安全な治療法ですが、歯茎や口腔内の状態によっては施術が適さない場合もあります。以下に、ガムピーリングを避けるべき代表的なケースをご紹介します。

歯茎に炎症や感染症がある場合

歯茎に炎症や感染症がある場合、ガムピーリングの施術は控えたほうが良いとされています。炎症がある状態でピーリングを行うと、歯茎がさらに刺激を受けて症状が悪化する恐れがあるためです。

まずは歯科医師に相談し、歯茎の健康を取り戻してから施術を検討することが推奨されます。

強い知覚過敏がある場合

知覚過敏が強い場合も、ガムピーリングには向かないとされています。ピーリングにより歯茎の表面が剥がれると、知覚過敏が悪化し施術後に不快感や痛みが生じるリスクが高まる恐れがあるためです。

知覚過敏が気になる方は、医師と相談のうえ、事前に知覚過敏を軽減する治療を受けると良いでしょう。

妊娠中や授乳中の方

妊娠中や授乳中は、ホルモンバランスの変化で歯茎が敏感になりやすく、施術による影響を受けやすい時期です。また、薬剤やレーザーを使用する治療が胎児や母乳に影響を及ぼす可能性も考慮されるため、ガムピーリングを避けるのが一般的です。

安全を優先し、産後や授乳期間終了後に施術を検討するのが望ましいでしょう。

アレルギー体質の方

ガムピーリングでは薬剤やレーザーを使用しますが、これらにアレルギー反応が出やすい体質の方は、施術によってかゆみや腫れが生じる可能性があります。アレルギー体質の方や過去に薬剤に対するアレルギーがあった方は、事前に歯科医師にその旨を伝えましょう。

必要に応じてパッチテストなどの検査を受けることが推奨されます。

まとめ

ガムリーリングをして健康的な歯茎を手に入れて笑顔を見せる女性

ガムピーリングは、歯茎の黒ずみや色ムラを改善し、健康的なピンク色に整えるための治療法です。薬剤やレーザーを用いた施術により短時間で効果が得られ、明るい歯茎を取り戻すことが可能です。

メリットとして、笑顔の印象が良くなり、効果が長期間持続する点が挙げられますが、一部の方には知覚過敏や一時的な痛みが生じる可能性もあります。

ガムピーリングの費用は1回あたり1〜3万円が一般的で、複数回の施術が必要な場合もあります。また、炎症がある方や妊娠中の方など一部のケースでは施術が適さないため、歯科医師との相談が重要です。

正しい知識のもとで治療を受けることで、より安心して効果を長持ちさせられます。

ガムピーリングを検討されている方は、東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、子育て中のママとお子様に優しいクリニックを目指して、根管治療や入れ歯治療、ホワイトニング、小児歯科などさまざまな診療を行っています。診療案内ページもぜひご覧ください。

ゆずり葉歯科

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