MFTにかかる費用はどのくらい?費用を抑える方法についても解説

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こんにちは。東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」です。

MFTにかかる費用を考えるイメージ

MFT(口腔筋機能療法)は、口周りの筋肉のバランスを整えながら、正しい舌の位置や呼吸法、嚥下の習慣を意識づける方法です。専門的なトレーニングや指導が必要になることから、費用がどのくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。

今回は、MFTにかかる費用の目安や、保険適用の可否、費用の負担を抑える方法などについて解説します。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFTのトレーニングをする男の子の口

MFT(口腔筋機能療法)とは、口のまわりの筋肉の使い方や舌の動かし方、呼吸の仕方などを正しく整えるためのトレーニングです。子どもの舌癖や口呼吸の改善を目的として用いられることが多いですが、大人でも受けられます。

MFTでは、舌の位置や唇の閉じ方、咀嚼と嚥下の方法、さらには鼻呼吸の習慣化までを総合的に訓練します。これにより、歯並びの乱れや噛み合わせの不調和といった問題の根本的な原因を改善することが可能になります。

また、MFTは矯正治療と併用されることも多く、後戻りを防ぐためにも重要な役割を果たします。歯を正しい位置に動かすだけではなく、筋肉のバランスを整えることで安定した口腔環境を維持できるのです。

MFTにかかる費用

MFTにかかる費用のイメージ

MFTにかかる費用は、1回あたり3,000円〜1万円程度が一般的です。初回のカウンセリングや検査に関しては、別途1万円前後の費用が発生する場合もあります。

MFTでは3か月から1年間ほど、定期的に通院しながらトレーニングを継続することになるため、トータルの費用は数万円から十数万円に及ぶケースもあります。総額は通院する頻度や期間によって異なりますので、実際にいくらかかるのか歯科医師に確認しておきましょう。

MFTに保険は適用される?

MFTは、基本的に保険が適用されない自費診療となります。これは、MFTが病気やけがの治療ではなく、機能訓練や改善を目的としたトレーニングであるためです。つまり、治療ではなく訓練や指導と見なされるため、公的な保険制度の対象外となるのです。

ただし、口腔機能発達不全症などの特定の疾患に対して行われるMFTは治療として認められ、保険が適用される場合もあります。自己判断せず、必ず担当の歯科医師に確認するようにしましょう。

MFTは医療費控除の対象になる?

MFTにかかった費用は、医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を通じて税金の一部が還付される制度のことです。

MFTが医療費控除の対象となるかどうかは、そのトレーニングが治療の一環として行われているかどうかによります。例えば、嚥下障害や発音障害など、歯科医師の診断のうえで機能改善を目的に実施されているMFTであれば、医療費控除の対象になる可能性があります。

医療費控除の対象となるか不明な場合は、事前に歯科医師に確認しておくと安心です。

矯正治療と併用する場合はどうなる?

MFTは、矯正治療と並行することもあります。矯正治療単独では、歯並びを整えることはできても、舌や口周りの筋肉の使い方を正すことはできません。これらが正しくなければ、後戻りが起こりやすくなります。

例えば、舌で歯を押す癖(舌癖)や口呼吸があるような場合、矯正後に歯並びが後戻りする可能性が高くなります。このようなケースでは、矯正治療の一環としてMFTが取り入れられることもあるでしょう。

矯正治療の費用にMFTの料金が含まれている場合もありますので、治療を開始する前に確認しておくと良いでしょう。

MFTを受けるメリット

MFTのメリットを伝える様子

MFTにはさまざまなメリットがあります。ここでは、MFTを受けることで得られる主なメリットを詳しく解説します。

矯正後の後戻りを予防できる

矯正治療を受たあと、歯並びが再び乱れる後戻りは多くの患者さまが心配する点です。後戻りが起こりやすくなる原因の1つに、舌の癖があります。舌で歯を押す癖があると、矯正で整えた歯列に持続的な力が加わり、時間とともに歯の位置がずれていくことがあるのです。

MFTでは、舌の位置や動かし方を正しく訓練することで、こうした悪習慣を根本から改善します。結果として、矯正後の歯並びが安定し、後戻りのリスクを最小限に抑えられるのです。

口呼吸を改善できる

MFTの大きな効果の一つに、口呼吸を改善できることが挙げられます。口呼吸をしていると舌の位置が不適切になったり、口周りの筋肉が正しく使われなかったりして、歯並びが乱れる原因になり得ます。

また、口内が乾燥しやすくなることで、虫歯や歯周病のリスクも高まります。こうしたリスクを軽減できることも、MFTの大きなメリットと言えるでしょう。

会話や食事の際のストレスが減る

舌や口周りの筋肉が適切に使われていないと、発音が不明瞭になったり、食べ物をうまく噛み切れなかったりすることがあります。MFTで筋肉のバランスを整えることで、こうした悩みが解消され、日常の会話や食事がよりスムーズになります。

話すことや食べることに自信が持てるようになると、対人関係にも良い影響を与えるでしょう。

表情が豊かになる

MFTでは口周りの筋肉全体をバランスよく鍛えるため、自然な笑顔が作りやすくなります。口角を引き上げたり、唇を柔らかく動かしたりする力がつくことで、表情が豊かになり、印象も明るくなるでしょう。

MFTのデメリット

MFTのデメリットを伝える様子

MFTには確かに多くのメリットがありますが、デメリットや注意点も存在します。以下にその主な点を解説します。

継続的な努力が必要

MFTは数か月から数年と長期間にわたることもあり、その間は定期的に通院したり自宅でトレーニングを行ったりする必要があります。そのため、本人のやる気や家族のサポートが不可欠であり、継続的な努力が求められます。

特に、小さなお子さまの場合は、自発的に訓練を続けるのが難しく、ご家族や周囲の方の見守りや励ましが欠かせません。継続に不安がある方は、歯科医師と相談し、モチベーションを維持できる工夫を取り入れることが重要です。

矯正治療の代わりにはならない

MFTは、あくまで口腔機能を改善するためのトレーニングであり、歯を直接動かす治療ではありません。そのため、歯並びを整えるためには、矯正治療が必要です。

ただし、MFTによって舌や唇の適切な使い方を身につけておくことで、矯正の効果をより引き出すことが可能になるケースもあります。矯正治療とMFTを組み合わせることで、見た目だけでなく、噛み合わせや口の機能全般をバランスよく整えられるでしょう。

MFTにかかる費用を抑える方法

MFTにかかる費用を抑えるイメージ

MFTにかかる費用は決して安くはありませんが、いくつかの工夫によって負担を軽減することが可能です。内容や回数、医療機関の選び方など、事前にしっかり情報収集を行うことで、無理のない範囲での継続が目指せるでしょう。

矯正治療中にMFTを行う場合、MFTが矯正治療に含まれているケースもあります。追加費用が発生せずに済むケースもあるので、矯正とMFTを同時に検討している方は、歯科医院に相談してみるとよいでしょう。

また、通院回数を少なくすることも、費用抑制に直結します。トレーニングの効果を高めるためには定期的な通院が必要ですが、必要以上に通うことで費用がかさむケースもあります。最近では、オンライン診療を活用して一部のフォローを自宅で行えるようにしている歯科医院も増えています。

通院の負担を最小限にしつつ、効果的なトレーニングが継続できる環境を整えることが重要です。

まとめ

MFTのトレーニングをする様子

MFT(口腔筋機能療法)は、口周りの筋肉の使い方を整えることで、歯並びや噛み合わせ、呼吸、発音などの改善を目指すトレーニング療法です。歯科矯正の効果を高めたり、口呼吸や舌癖などの改善にも役立つため、近年注目を集めています。ただし、MFTは保険適用外であることが多く、費用は全額自己負担となるケースが一般的です。

また、MFTは短期間で効果が得られるものではなく、継続が必要です。費用や期間も含めて納得したうえで始めることが重要なので、歯科医師ともしっかりと相談しておきましょう。

MFT(口腔筋機能療法)を検討されている方は、東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、子育て中のママとお子様に優しいクリニックを目指して、根管治療や入れ歯治療、ホワイトニング、小児歯科などさまざまな診療を行っています。診療案内ページもぜひご覧ください。

ゆずり葉歯科

TEL 03-6661-0070

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