集団歯科検診の落とし穴
先日、担当の保育園の歯科検診に行ってまいりました
皆さんがおりこうさんで、私の方が癒されてしまいました
さて、集団歯科検診で虫歯がないと言われたからといって安心してしまうのは危険です
『集団歯科検診の虫歯がない』
=『大きな虫歯はない、小さいのは分からない』
という意味です
決して言葉通りに受け取ってしまってはいけません
また、逆を言えば虫歯がある!という場合には確実に虫歯がある場合にしか言いません
歯が重なっている場合には要注意でみます
重なっている場所が虫歯の場合にはただ見ているだけではみつけられません
患者さんの頭を右や左に傾けてもらったり自分の視線も右からや左からと移動してみたりもします
要注意でみるようにしています
また、私は気をつけていますが、ついつい怪しいから虫歯にしておいて、きちんと歯科医院の明るいライトの下で見直してもらいたいと考える先生もいるはずです
それは、担当の先生からの愛だと私は考えていますので、患者さんにもその様にお話しています
虫歯がなければいいけど、万が一があったらいけないからね!と、、、
虫歯があると紙をもらって落胆したり、本当にあるのか?!と穿ってみたりせずに、淡々とかかりつけ医に行って治してもらってください
治療方針もすぐに治療を勧める先生
温存を推奨する先生
色々な方がいます
患者さん各々にあう先生と出会えるといいですね!