やっぱり噛みしめは恐いし何も産まないなぁ
昨日いらした患者さん、、、
どちらも急新患さんでした!
そして、どちらの方も自覚無しの噛みしめる癖(TCH)のある方でした
TCHとは、Tooth Contacting Habitの略称で、「上下歯列接触癖」のことです。
通常、人は安静時(何も食べていない時間)には上下の歯が2、3ミリ離れるもの。発音、咀嚼(そしゃく=食べものを咬み砕くこと)、嚥下(えんげ=食べ物などを飲み込むこと)などによる正常な歯の接触時間は、1日およそ20分程度とされています これらのタイミング以外も、上下の歯が無意識のうちに接触することで不調をきたすのがTCHです
このTCHの方が本当に多く、そして、TCH自体をご存知ない方が本当に多い!
日本橋人形町 水天宮前近くのゆずり葉歯科では、説明の紙を作成して該当する方には、口頭の説明と共にお配りしています
歯を四六時中接触なさっている方は、歯を無駄使いしているのと同じで、またそれは酷使とも同義語になります
ブラック企業にお勤めの方の様に休みなく働かせてしまっているわけです
どうでしょうか?!
休みなく働かせられていたら、ご自分でしたらどうなりますか?!
抗議をしたり、仕事をボイコットをするかもしれないし、退職を考えたり、時には死を考えてしまうかもしれません、、、
つまり、正解な判断は出来なくなります
歯の場合には、痛くて噛めない、違和感がある、知覚過敏に陥るかもしれません
トラブル続出です!
それらの原因はご自分の噛みしめが原因になります
勿体なくないですか?!
噛みしめ に効く薬は残念ながらありません
ご自分で意識を持って気をつけるしかありません
ただ、原因はあるため気をつける方法はあります
原因①
夜間に血糖値が低下するとノルアドレナリンというホルモンの働きにより歯ぎしりが発生するケースがあリます
食いしばるとノルアドレナリンが抑制されるからです
夕飯の炭水化物(糖質)の量や食事の時間帯を振り返ってみてください
糖質過多の食生活は血糖値を下げようとインスリンが分泌されて低血糖状態に。下がりすぎると今度は血糖値を上げようとノルアドレナリン分泌されます
ノルアドレナリンを抑制しようと噛みしめ発生
夕飯の時間帯が遅いと、消化が追いつかず睡眠中に胃酸が逆流するので、中和のために唾液を出そうとしてあごを動かします
原因②
ストレスフルのため、自分で自分を癒すべく歯ぎしりや噛みしめをスイッチにβエンドルフィンという脳内麻薬を分泌します
ストレス過多ですとそれの頻度が高まります
ご自分の食事やら生活やらを見直してみるのもありだと思います
対症療法的にはマウスピースを使うという手立てもあります
心配や思い当たることがおありの方はかかりつけ医にご相談ください
もし、まだかかりつけ医がお決まりでない方は
日本橋人形町 水天宮前近くのゆずり葉歯科にご相談くださいませ