若い人も要注意?歯周病のリスクと予防するためのポイント

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こんにちは。東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」です。

歯周病になっている歯

歯周病は中高年がかかる病気というイメージを持ち、自分にはまだ関係ないと考えている若い方もいるのではないでしょうか。

しかし、歯磨きのときに歯ぐきから血が出る、歯ぐきが赤く腫れている、口臭が気になるなど、口の中の変化に悩んでいる方もいるでしょう。こうした症状があると「この年齢でも歯周病になるのだろうか?」と不安を感じるかもしれません。

また、若いうちから歯周病について知っておくことは、将来にわたって自分の歯を守るうえでも大切です。

この記事では、若い人でも歯周病になるのか解説します。歯周病の原因や予防するためのポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

歯周病の構造

歯周病とは、歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える歯槽骨などの歯周組織が破壊される病気です。初期の歯肉炎では歯ぐきの腫れや出血がみられ、歯周炎へ進むと歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が失われていきます。

初期には痛みなどの自覚症状が少ないため、歯ぐきからの出血などの変化を見逃さないことが大切です。

若い人でも歯周病になる?

若い人でも歯周病になるのかを考えている男女

歯周病は中高年だけの病気ではなく、10代や20代などの若い人でも発症することがあります。歯と歯ぐきの境目に歯垢がたまり、細菌による炎症が続くと、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きのときに血が出たりします。

また、若い年代でも、歯周病が急速に進行する侵襲性歯周炎がみられることがあります。進行すると、歯を支えているあごの骨が短期間で失われ、歯がぐらつくこともあります。そのため、若いからといって歯周病とは無関係とはいえません。

歯ぐきからの出血や腫れなどが続いている場合は、年齢にかかわらず歯科医院で口の中の状態を確認してもらうことが大切です。

若い人が歯周病になる原因

若い人が歯周病になる原因

若い人の歯周病には、歯磨きによる清掃が不十分なことをはじめ、日頃の習慣や口腔内の環境などが関係します。ここでは、歯周病につながる主な原因について詳しく解説します。

不十分な歯磨き

歯周病の主な原因は、細菌のかたまりである歯垢です。歯磨きが十分にできていないと、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に歯垢がたまります。歯垢に含まれる細菌の影響によって歯ぐきに炎症が起こり、赤みや腫れ、出血などにつながります。

毎日歯を磨いている場合でも、同じ場所に磨き残しが続けば歯周病の原因となるため注意しなければなりません。

喫煙習慣

喫煙は、歯周病の発症や進行に関わるリスク因子の一つです。たばこに含まれるニコチンなどの影響によって歯ぐきの血流が悪くなり、歯周組織に影響を与えます。また、喫煙者は歯ぐきに炎症が起きていても出血が目立ちにくいことがあり、歯周病の症状に気づきにくい場合があります。

若い人であっても、喫煙習慣があれば歯周病のリスクに注意が必要です。

ホルモンバランスの変化

思春期や妊娠期は、体内のホルモンバランスが大きく変わる時期です。ホルモンの影響を受けると、歯垢による刺激に歯ぐきが敏感に反応し、炎症が強く出ることがあります。その結果、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きのときに血が出たりすることがあるのです。

口呼吸の習慣

口呼吸が続くと、口の中が乾燥しやすくなります。唾液には口の中の汚れを洗い流す働きなどがあるため、乾燥すると唾液による働きが十分に得られにくくなります。また、歯ぐきが乾燥すると、歯垢による刺激を受けやすくなり、歯ぐきの炎症につながることがあります。

ストレスや過労

ストレスや疲れがたまると、体を守る免疫の働きに影響を与えることがあります。また、忙しさから歯磨きが十分にできなくなったり、睡眠や食事のリズムが崩れたりすることもあります。このように、ストレスや過労による体や生活の変化が、歯ぐきの健康に影響する場合があるのです。

歯周病を放置するリスク

歯周病を放置するリスク

歯周病を治療せずに放置すると、炎症が進み、歯を支える組織が少しずつ壊されることがあります。ここでは、歯周病が進行することで生じる主なリスクについて解説します。

口臭が強くなる

歯周病をそのままにしていると、口臭が強くなることがあります。歯周病が進むにつれて歯と歯ぐきのすき間が深くなり、そこに細菌がたまりやすくなるためです。細菌が増えると、においのもとになるガスが発生し、口臭につながります。

歯がぐらつく

歯周病が進むと、歯を支えているあごの骨(歯槽骨)が少しずつ失われていきます。

歯は歯ぐきだけで支えられているわけではないため、土台となる骨が減ると、しっかり支えることが難しくなります。その結果、歯がぐらついたり、食べ物を噛んだときに違和感を覚えたりすることがあるのです。

歯を失うリスクが高まる

歯周病がさらに進むと、歯を支えているあごの骨(歯槽骨)が少しずつ失われ、歯をしっかり支えられなくなります。重症化すると歯のぐらつきが大きくなり、食べ物を噛むことが難しくなる場合もあります。

さらに進行すれば歯を維持することが難しくなり、最終的に歯を失うこともあるでしょう。

全身の健康に悪影響を及ぼす可能性がある

歯周病は、口の中だけでなく全身の健康とも関係しています。特に糖尿病とは深い関係があり、糖尿病があると歯周病が悪化しやすく、歯周病の炎症が血糖値の管理に影響することもあります。また、歯周病と心血管疾患との関連も報告されています。

歯周病を予防するためのポイント

歯周病を予防するためのポイントである歯磨き

歯周病を予防するには、口の中を清潔に保つことに加え、日々の生活習慣にも目を向けることが大切です。ここでは、若いうちから意識したい歯周病予防のポイントを解説します。

しっかり歯磨きをする

歯周病を予防するには、原因となる歯垢をできるだけ残さないことが大切です。特に歯と歯ぐきの境目は汚れがたまりやすいため、毛先をきちんと当てて丁寧に磨きましょう。

また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れを落としにくい場所です。デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯ブラシが届きにくい部分の歯垢も取り除きやすくなります。

食生活を見直す

歯周病を予防するためには、栄養バランスのとれた食生活を意識することも大切です。

なかでもタンパク質は、歯ぐきなど体の組織をつくるために必要な栄養素です。肉や魚、卵、大豆製品などを取り入れながら、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせましょう。特定の栄養素だけを多く摂るのではなく、さまざまな食品から必要な栄養を摂ることが大切です。

禁煙する

喫煙は歯周病の発症や進行に関わるため、歯周病を予防するうえで禁煙は大切です。たばこに含まれるニコチンなどの影響で歯ぐきの血流が悪くなり、歯周組織にも悪影響を及ぼします。また、喫煙を続けていると歯周病の治療効果が得られにくくなることもわかっています。

現在たばこを吸っている方は、歯や歯ぐきを守るためにも禁煙を考えましょう。

ストレス管理をする

ストレスや疲れが続くと、体の免疫機能や生活リズムに影響を与えることがあります。忙しさから睡眠時間が短くなったり、歯磨きがおろそかになったりすれば、歯ぐきの健康にも影響します。

十分な睡眠や休息をとり、適度に体を動かすなど、自分に合った方法でストレスをため込まない生活を心がけましょう。

定期的に歯科検診を受ける

歯周病を予防するためには、定期的に歯科検診を受けることも大切です。

歯科医院では、歯ぐきの状態や磨き残しを確認し、自分では落とせない歯石を取り除くことができます。また、磨けていない場所や正しい歯磨きの方法を知ることで、毎日のケアを改善できます。こうした定期的な管理によって、歯周病の発症や進行を防ぎやすくなります。

まとめ

歯周病になっている歯

歯周病は中高年だけの病気ではなく、若い人でも発症する可能性があります。不十分な歯磨きによる歯垢の蓄積をはじめ、喫煙やホルモンバランスの変化、口呼吸、ストレスなども歯ぐきの健康に関係します。

歯周病が進行すると、口臭や歯のぐらつきが現れ、重症化すれば歯を失うこともあるため注意が必要です。

若いうちから歯周病を防ぐには、毎日の丁寧な歯磨きに加えて、食生活や喫煙などの生活習慣を見直すことが大切です。また、定期的に歯科検診を受けることで、自分では気づきにくい歯ぐきの変化や磨き残しを確認できます。

歯ぐきから血が出る、腫れが続くなど気になる症状がある場合は、年齢にかかわらず歯科医院で相談しましょう。

歯周病の症状にお悩みの方は、東京都中央区日本橋にある歯医者「ゆずり葉歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、子育て中のママとお子様に優しいクリニックを目指して、根管治療や入れ歯治療、ホワイトニング、小児歯科などさまざまな診療を行っています。診療案内ページもぜひご覧ください。

植田 淳子

■この記事の監修者

植田 淳子

経歴
  • 1999年度 明海大学歯学部卒業
  • 2000年 医療法人康志会勤務
  • 2006年 医療法人康志会退職
  • 2006年 埼玉県小川町地域密着型クリニック勤務
  • 2007年 埼玉県小川町地域密着型クリニック退職
  • 2007年 神田 広域医療法人分院長就任
  • 2011年 神田 広域医療法人分院長退職
  • 2011年 駿河台デンタルオフィス勤務
  • 2012年 駿河台デンタルオフィス退職
  • 2014年10月 ゆずり歯歯科開院
所属機関
  • 日本顕微鏡歯科学会
  • 日本一般臨床医矯正研究会
  • お江戸日本橋歯科医師会 会員

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ゆずり葉歯科

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〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-16-1

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