『奥歯ほどしっかりと治療すべきでした』
題名の言葉は 金曜日の朝イチに銀歯を外して、金属のどデカい土台を外して、根管治療をやり直す患者さんから出てきた言葉です
この患者さんは、少し前に昔、他院で治療した歯が痛み、やり直す事になりました
その歯の後ろの後ろに、痛みはないようですが、膿の袋(ニキビ様の出来もの)ができていました
年明けからやり直す事になっていて、先日取り掛かりました
中をみましたら、色が既にグレーで綺麗であるわけがないのが一目瞭然
道具を入れてかき出してみると、汚いモノがたくさん出てきました
私達が何をこちょこちょとやっているかというと、円柱状の根管内(神経と血管が走っていた場所)を専用のかんなの様な刃物で、キレイな面をだしているのです
実は私達が触れる部分は、専門医でも本の1部だけなんです
触れる部分だけでも出来る限り綺麗にしようという試みなのです
その為に、マイクロスコープやラバーダム、ニッケルチタンファイル、CTを駆使していくのです
歯科医師が今迄に得た知識、その歯の実際の情報、後は実際に大きくして見た情報を私の頭の中で融合して、お困り事を解決していきます
精密根管治療、今は保険でも大分認められる様になってきました
ゆずり葉歯科では、なるべく保険内でよい治療をしようと試みています
ただ、いくら私達が頑張っても、見えない場所だからと銀歯を入れられては残念ながら、再び、発症してしまいます
是非、根管治療をしっかりとやってもらった時は、銀歯はぜひ!お避けくださいませ