ゆずり葉の木言葉は「若返り・世代交代」です。
若葉が伸びてからも古い葉は枯れることなく、その役目を終えるように自ら落ちる事から、親が成長した子どもに後をゆずる事に例えておめでたい木とされ、古くからお正月の飾りとして使われてきました。
人間の歯も、乳歯から永久歯へと、その役目を終えるずっと前から育まれ、そして然るべき時が来たら自らゆずっていきます。
ゆずり葉のように、キレイな乳歯のままその役目を終えて永久歯へと後をゆずっていけるように導いていきたいなとの願いを込めて名づけました。
無機質なイメージのある歯医者さんですが、当院では明るい色調のウッドや天然の石などの自然のものや、施術室にもビタミンカラーをアクセントに取り入れることによって温かみのある印象を目指しました。
また、普段忙しい日々を過ごされている皆さんに少しでもリラックスして診療を受けていただくため、当院ではアロマオイルの香りで皆さんをお迎えしたいと考えています。
当院では患者さんへのご負担を少しでも減らすために「痛くない」「削らない」治療を目指し、最新の設備を導入しています。
また、妊娠中の女性や授乳期間中のママへのケアも充分に心がけております。
さらに、親子で安心して通院していただけるよう、当院の2階に専任の保育スタッフが常駐するキッズルームを設置。
診療台にはお子さまの様子を確認していただくための小さなモニターも取り付けました。
口唇・頬粘膜・口蓋・舌などの軟組織にできるアフタ性口内炎や歯ぐき(歯肉)の炎症・歯周病の急性期の処置、腫瘍の摘出、小帯の切除、歯肉の整形などのさまざまな処置に使用できます。
またエルビウム・ヤグレーザーは、ただ一つの硬組織にも使用できるレーザー機器で、むし歯の除去、知覚過敏の軽減、歯周病の手術併用で歯根面における歯石の除去などにも適応できます。
これらはすべて保険適応(一部、メラニン色素除去など審美性に関わるも保険外治療もあり)で使用できます。
【主な使用目的と効能・効果】
●硬組織疾患(効能・効果/蒸散)
・むし歯の除去
・くさび状欠損の表層除去
・知覚過敏の軽減
●歯周疾患(効能・効果/切開・蒸散)
・歯周ポケットへの照射
・歯石の除去
・歯肉の整形
・歯周ポケット内の掻爬
・フラップ(歯肉剥離掻把)手術の併用
・歯周組織再生誘導手術の併用
●軟組織疾患(効能・効果/切開・止血・凝固・蒸散)
・小帯の切除
・歯肉の切開・切除
・軟組織腫瘍の摘出(粘液貯留のう胞、線維種、エプーリス、唾液腺腫瘍など)
・アフタ性口内炎などの無痛化処置
・歯肉のメラニン色素沈着の除去
虫歯の深い所の除菌やシーラントの前処置など幅広い汎用性がある道具です。
当院では、患者さんの快適な健口のお手伝いのために、3Shape社のTrios4という機種を使用しています。
これまで、患者さんのお口の中に軟らかい粘土の様な材料を入れることで型を作り、それが固まってから石膏を流し、お口の中と同じ模型を作成していました。
ですがその場合、型を取る材料や、石膏に変形が起きるという問題点がありました。
それが、口腔内スキャナーで読み込むことによって、精度の高い被せもの・詰め物を作成できるようになりました。
さらには、Trios4には、被せもののシミュレーション機能や、むし歯の検知機能などの性能もあります。
歯周病に罹患している人が年々増加している現代。
歯周ポケット内に停滞したり、インプラント周囲に付着したバイオフィルムは、支持組織の炎症の原因となります。
そのため、表面だけでなく根面・補綴物・インプラント周辺に対して、侵襲の少ない歯面清掃器具を用いて清掃を行うことが必要です。
エアフローとは、歯面清掃を行う機械のことです。
細かいパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付け、歯にこびりついた汚れを効果的に落とすことができます。
歯科医院では主に歯の着色やヤニ除去の用途として使われています。
さらには、歯周ポケット内の歯周病の細菌除去にも効果が高いため、当院では患者さまの歯と歯茎の健康のためにも、エアフローによるクリーニングを積極的におすすめしています。
「ガリレアンルーペ」は、プロテクトアイグラスに拡大レンズが埋めこまれている双眼鏡ルーペです。
当院では、患者さまに精密で正確な治療を行うために、「ガリレアンルーペ TTLタイプ」を導入しています。
「ガリレアンルーペ」を使用することで、肉眼では見つけることが難しい、極めて小さなむし歯を見逃すことなく、より高度な治療を行っています。
当院ではCT(コンピュータ断層撮影)を導入しています。
CTには一般的にインプラントなどで使われるイメージがあり、撮影する場合も保険適用外になるイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
従来のレントゲンの2次元画像ではわかりにくかった根幹の曲がり具合などが見えるため、治療を合理的に進めることができます。
また、乳歯と永久歯との位置関係などもわかりやすいため、お子さまの歯並びの予測などに役にたちます。
気になる被ばく量についても従来の十分の一と、とても少なくなりました。
従来の診断では虫歯らしい箇所を先の尖った探針で触っていましたが、そこから虫歯が広がる場合もあり、某県では探針の使用を止めたら虫歯の罹患率が劇的に減ったというデータもあります。
とはいえ、目視だけでは診断が不正確になるのも事実です。
そこで当院では、歯質にダメージを与えずに虫歯の状態を客観的に診断できるダイアグノデントペンを導入しています。
これは、レーザー光を当てる事で見えにくい虫歯や隠れた虫歯まで見つけ出し、さらにその状態を数値化する最新の診査方法です。
健康な歯質を傷つける事なく、その上数値は客観的な治療の指標にもなるため、安心して診察を受けていただく事ができます。
お口の中に触れる道具の多い歯医者さんでは滅菌は不可欠です。
しかし筒状の道具が多い歯医者さんなのに、国内で一般的に普及している滅菌器では筒状の道具を滅菌することができませんでした。
当院では最も安全性の高い「クラスB」規格の滅菌器を導入致しました。
もちろん筒状の道具でも滅菌可能なので、妊婦さんや授乳中のママ、お子さまなど免疫機能が弱い患者さんでも安心して安全な歯科治療を受けていただくことができます。